こんにちは、あべです。
私は15年以上の介護業界の経験をもとに、毎日の実践や気づきをシェアしています。
2023年6月5日は、X(旧Twitter)で次のポストをしました。
※うまく表示されない場合があります。その場合は、以下の「ポスト全文」でご確認ください。
このポストでは、価値観の変化と日常への感謝について考えました。
特別な存在に憧れていた若い頃から、当たり前の日常に感謝できる今の自分へ。そんな“心の変化”を通して、今を大切にするヒントを綴っています。
ポスト全文
おはようございます☀
20代の私は、VIPとされるステータスに憧れた時期もありました。
その思いは3.11で変わりました。
私はTVっ子なので、芸能人は特別でした。
その思いはコロナで変わりました。
今は、毎日太陽が照らしてくれるだけで感謝できるようになりました。
では今日も良い1日を😊👍

セルフ解説
なぜこのポストを書いたのか
20代の私は、いわゆる「目立つ存在」「VIP」と呼ばれるような人に憧れを抱いていました。
社会的ステータスや収入、有名人という肩書に魅力を感じ、正直「いつかは自分も…」と夢見ていた時期がありました。
そんな私の価値観を180度変えたのが、2011年の東日本大震災です。
当時は介護施設で勤務しており、一瞬にして当たり前が当たり前ではなくなった現場は、今でも鮮明に記憶に残っています。
「生きているだけでありがたい」──その感覚が芽生えたのは、この経験がきっかけでした。
そして、コロナ禍が追い打ちをかけるように、さらに「本当に大事なもの」に気づかせてくれました。
どれだけ影響力のある芸能人も、感染症の前では等しく不安を抱え、誰もが孤独を感じていたと思います。
そんな時代を越えた今、私は「ただ今日も太陽が昇ること」に、深い感謝を抱いています。
深掘り:このポストで伝えたかったこと
「VIP=幸せ」とは限らない
若い頃は「目立つこと」「成功者になること」に価値を見出しがちですが、それが必ずしも“幸せ”とは限りません。
地位や名声は外的な評価に過ぎず、自分の“内面”が満たされているかどうかが本質です。
非日常が「価値の転換」を生む
3.11やコロナは、多くの人にとって「日常が突然失われる経験」でした。
私たちは、何気ない日々が“かけがえのないもの”であることに、そのとき初めて気づきます。
だからこそ、今という日常が「特別」であることを忘れずに過ごしたいです。
「感謝の基準」が変わると、心が軽くなる
以前の私は、「何かを得たとき」「成果が出たとき」にだけ感謝していました。
ですが今は、空が晴れているだけでもありがたく感じます。
その小さな幸せに気づけるようになったことで、生きることが少し楽になりました。
実生活や介護現場との関連性
介護現場では、“当たり前”が当たり前ではないことを日々痛感します。
例えば、
- 朝起きて自分の足でトイレに行けること。
- 食事を噛んで飲み込めること。
- 人と会話ができること。
そういった日常の一つひとつが、実は「特別」な能力であり、感謝すべき瞬間です。
利用者さんの何気ない「ありがとう」の一言に、支援する介護者側は何度も救われます。
そして、日々業務に追われ忙しなく働く私たちもまた、太陽が昇る毎日に、感謝できる気持ちの余裕を持ちたいものです。
行動のヒント
この記事が、あなたの行動を変えるきっかけになれば嬉しいです。今すぐ試せることを考えてみました。
・「当たり前に感謝する日記」を始める
→1日の終わりに「ありがたかったこと」を3つだけ書き出してみましょう。意外と日常は感謝に満ちています。
・朝、太陽を見上げて「ありがとう」と言ってみる
→感情の切り替えスイッチになります。どんな1日でも、スタートはポジティブに。
・SNSで「感謝のひとこと」を発信する
→他人に感謝を伝えることで、自分の心も整います。日常の見方が変わります。
どの方法を選ぶか、どのように活かすかはあなた次第です。無理なくできることから今すぐ試してみてください。使う言葉に気をつけるだけで、気分やその後の行動はまるで変わります。
おわりに
この記事では、私自身が過去にX(旧Twitter)でポストした内容を改めて深掘りしました。
当時は伝えきれなかった「価値観」や「ものの見方」を通じて、少しでも新たな気づきやヒントになれば嬉しいです。
この記事のまとめ
- 人生における価値観は、経験によって大きく変わる。
- 災害やパンデミックという非日常を通して気づいたのは、「当たり前」に感謝する大切さ。
- その視点を持つだけで、今日という1日が“特別”なものに変わる。
現在は『毎日1ポスト』を目標に、毎朝6時頃にポストしています。
最新の気づきや学びをリアルタイムで発信中です。ぜひお気軽に遊びに来てください!(@slw_abe)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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