【簡単】3分でわかる介護保険!これ以上わかりやすくは解説できません!

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介護保険
pachecopablo90によるPixabayからの画像

この記事では、「介護保険とは何なのか、ざっくりでいいから知りたい」と思われている方に向けた内容となっています。

・親(または身内)で介護が必要になったんだけど、どうやって利用させたらいいのかわからない。

・毎月介護保険料を支払ってるけど、そもそも介護保険って何?

・介護の資格を取りたいんだけど、いまいち制度のことがよくわからない。

そのように思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みください。

この記事をお読み頂くだけで、介護保険についてざっくりと理解ができ、次の行動に移ることができます。

この記事では、介護業界に13年以上携わる介護福祉士の資格を持った私が、なるべく専門用語を使わず、はじめての方でもわかるように簡単に解説します。

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結論

介護保険とは、介護が必要となったときに、1割〜3割の自己負担で、「必要な介護サービスが利用できる」国の制度です。

例えばあなたは、病気やケガをしたら病院にいきますよね。

病院に受診すると、受付で健康保険証をお見せすると思います。

そうすることで、会計のときに、診察料や治療費などでかかった費用の、1割〜3割の自己負担分を、お支払いすることになります。

これが医療保険制度のしくみです。

同じように、「介護サービスを利用したい」と思ったら、利用する前に保険証が必要になります。

この保険証のことを、

介護保険被保険者証」(以下:介護保険証)

といいます。

この介護保険証が「手元にある。」という方は、おそらくどこかで申請しているはずです。

もし、実際に「利用したい」と思ったら、申請時に担当された方へご相談してみてください。

いまお手元に「介護保険証はない」という方で、これから「介護サービスを利用したい」、または「利用させたい人がいる」という方は、はじめに介護保険証を発行するための申請が必要となります。

この申請のことを、

要介護認定の申請

といいます。

この申請は、お住まいの市町村窓口か、最寄りに「地域包括支援センター」というところがあるので、電話か直接窓口で、ご相談してみてください。

介護サービスの利用を検討しているということは、実際にそのサービスを受けようとする、本人の日常生活の中で、何かしらのお困りごとがあるからだと思います。

申請の相談をする際に、担当者の方に、どのようなお困りごとがあって、なぜ介護サービスの利用を希望するのか、ということをお伝えください。

介護保険証の発行に必要な情報は、介護サービスを希望する本人の日常生活に、どれほど支障があり、どれほど介護が必要なのか、という情報です。

この情報をもとに、その方は「どの程度まで介護保険が活用できるのか」ということが、お住まいの市町村によって判断されます。

介護保険証は、申請したらその場で発行されるわけではなく、そのほかに必要な書類や必要な手順があり、発行までには標準で1か月ほどかかります。

介護保険証が発行されると、その証書に認定区分が記されます。

この認定区分は、要支援1・2、要介護1〜5まで、全部で7つの区分があります。

この認定区分によって、利用できる介護サービスの利用範囲利用限度額が異なっています。

介護保険は、医療保険のように「病気やケガをしたら、すぐ病院に受診ができる」というようにはいかないので、注意が必要です。

まとめ

介護保険とは、

・介護が必要となったときに、1割〜3割の自己負担で、「必要な介護サービスが利用できる」国の制度。

・実際に介護サービスを利用したいと思ったら、「介護保険証」が必要。

・介護保険証を発行するには、「要介護認定の申請」が必要。

・認定区分は、全部で7つの区分がある。

・認定区分によって、利用できる介護サービスの利用範囲と利用限度額が異なる。

この制度を利用するには、お住まいの市町村窓口か、最寄りの「地域包括支援センター」に、ご相談ください。

いかがでしたでしょうか。

いますぐ必要でなくても、詳しくなくても、「介護保険という制度がある」いうことを知っているだけで、いざ必要となった時には、慌てずに済むと思います。

もっと詳しく知りたいという方は、合わせてこちらの記事もお読みください。

【Q&A】そもそも介護保険ってなに?介護業界13年以上の現場経験者がわかりやすく解説

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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