反論を減らす言葉の工夫で人間関係が変わる

このサイトはアフィリエイト広告を利用しています。
X-ポストの保管庫

こんにちは、あべです。

私は15年以上の介護業界の経験をもとに、毎日の実践や気づきをシェアしています。

2023年7月28日は、X(旧Twitter)で次のポストをしました。

※うまく表示されない場合があります。その場合は、以下の「ポスト全文」でご確認ください。

このポストでは、「人との関わり方における“言葉の選び方”」について考えました。

普段何気なく使っている言葉が、実は人間関係をギクシャクさせているかもしれません。そんな視点から「反論を減らす言葉の工夫」についてお伝えします。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ポスト全文

提案です。皆さんはよく相手の意見に『でも…だって…だから…』という言葉で“反論”しませんか?逆に自分の意見が相手に否定されると嫌な気分になりますよね。では、その言葉を次の言葉に置き換えてみてください。『なるほど…確かに…面白い!』きっと今までと違う良い気分で会話ができそうですね!

セルフ解説

なぜこのポストを書いたのか

私は日々、介護施設で利用者さんや職員と関わる中で「言葉の使い方」が人間関係を左右する場面を数多く見てきました。

このポストを書いた背景には、ある日の職場での会話がありました。ある職員が意見を出したとき、別の職員がすぐに「でも、それって…」と返したことで、空気がピリッと張りつめました。

誰も悪気はなかったと思います。ですが、その「でも」の一言が、意見を出した職員にとっては否定されたように感じられたのだと思います。

その時、「言葉の選び方ひとつで、人は簡単に傷ついたり、距離を取ってしまうんだな」と、改めて気づかされました。

だからこそ、「言葉で相手を受け入れる」ことを意識する重要性を多くの人に伝えたいと思い、このポストを作成しました。

深掘り:このポストで伝えたかったこと

このポストの主旨は、「否定から始めない会話」の提案です。

• 「でも」「だって」「だから」などは、自分の意見を正当化するための言葉としてよく使われますが、相手には「反論」や「否定」に感じられやすい言葉です。

• 一方、「なるほど」「確かに」「面白い」といった言葉は、相手の意見を一度受け止めた上で、自分の考えを伝える“共感”のニュアンスを含んでいます。

これは、単なる会話術ではなく、相手へのリスペクトの表れです。

「あなたの意見に価値を感じています」と無言で伝える手段でもあります。

つまり、このポストで私が伝えたかったのは、「言葉には力がある」ということ。たった一言で空気が温かくもなれば、冷たくもなる。

日常的に口にする言葉を少し見直すだけで、人との関係性がガラッと変わるかもしれないわけです。

実生活や介護現場との関連性

介護現場は、多職種連携の場でもあり、職員同士や利用者の方とのコミュニケーションの質が非常に重要です。

たとえば、介護記録の内容に意見が分かれるときや、支援の手法について意見交換をするとき、「でも」と言われると、どうしても“否定された”と感じやすくなります。

そんな時、「確かにそういう見方もありますね。その上で…」と続けるだけで、相手の気持ちはずいぶん違います。

また、利用者さんとの会話でも同様です。

• 利用者:「この前の昼ごはん、あまり好きじゃなかったのよ」

• 職員:「でも、栄養を考えて作ってるんですよ」

この返答だと、利用者さんは意見を否定されたように感じるかもしれません。

それよりも、

• 職員:「そうだったんですね。味の好みもありますよね。ちなみに、どんな料理がお好きですか?」

こうした返し方なら、「自分の話を聞いてくれている」という安心感を与えられます。

これは介護の現場に限らず、家族との会話、職場でのミーティング、SNSでのやりとりなど、あらゆる場面で使えるスキルです。

行動のヒント

この記事が、あなたの行動を変えるきっかけになれば嬉しいです。今すぐ試せることを考えてみました。

・相手の話を受け止める一言を意識して使ってみる

→「なるほど」「確かに」「そういう考えもあるね」など。まずは受け入れる姿勢が関係性を築きます。

・「でも」を使いそうになったら、一呼吸置いて言い換える

→反射的に口にする前に、「相手の意見を否定してないか?」を自問してみるだけで違ってきます。

・家庭や職場で「反論禁止ルール」を試しに設けてみる

→遊び感覚でもOKです。一定時間「否定語禁止」のルールで会話をすると、思いがけず相手の新たな一面に気づけることもあります。


どの方法を選ぶか、どのように活かすかはあなた次第です。無理なくできることから今すぐ試してみてください。

おわりに

この記事では、私自身が過去にX(旧Twitter)でポストした内容を改めて深掘りしました。

当時は伝えきれなかった「価値観」や「ものの見方」を通じて、少しでも新たな気づきやヒントになれば嬉しいです。

この記事のまとめ

  • 「でも」「だって」「だから」は、相手に“反論”と受け取られやすい言葉
  • 「なるほど」「確かに」「面白い」は、相手を受け止める言葉
  • 言葉の選び方ひとつで、人間関係の質は劇的に変わる
  • 介護現場だけでなく、日常すべての対人関係に応用できるコミュニケーション術

現在は『毎日1ポスト』を目標に、毎朝6時頃にポストしています。

最新の気づきや学びをリアルタイムで発信中です。ぜひお気軽に遊びに来てください!(@slw_abe

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました