【簡単解説】フレイルとは?この言葉の意味を知って介護予防に取り組もう!

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介護予防
👀 Mabel Amber, who will one dayによるPixabayからの画像

この記事では、フレイルという言葉の意味について簡単に解説します。

あなたは最近、

・食べものがおいしいと思えなくなった。

・何をやっても疲れやすくなった。

・前より体重が減ってきた。

と思うようなことはありませんか?

または、ご家族や周りでそのように思われている方はいませんか?

そのような場合、もしかしたらそれはフレイルかもしれません。

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フレイルとは?

フレイルとは、元気で健康な状態と、介護保険を使うような要介護状態の間の状態のことを指します。

この言葉は、日本老年医学会が2014年に提唱した概念です。

フレイルには、大きく3つの種類があります。

一つ目が「身体的フレイル」です。運動器の障害で移動機能が低下したり(ロコモティブシンドローム)、筋肉が衰えたり(サルコペニア)するなどが代表的な例です。高齢期になると、筋力は自然と低下していきます。

二つ目が「精神・心理的フレイル」です。高齢になり、定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態などを指します。

三つ目が「社会的フレイル」です。加齢に伴って社会とのつながりが希薄化することで生じる、独居や経済的困窮の状態などをいいます。

引用元:健康長寿に向けて必要な取り組みとは?100歳まで元気、そのカギを …(厚生労働省HPより)

この3つのフレイルが全て関連して「老い」が進行していきます。

フレイルを予防しよう!

今の時代、年齢を問わず健康を意識する方は多いでしょう。

さらにフレイルという「考え方」を取り入れることで、さらに健康意識が高まります。

以下の3つを意識することでフレイルを予防できます。

・バランスの良い食事を心がけ、しっかり栄養をとりましょう。

・ウォーキングやストレッチなどの運動で、身体活動を習慣化しましょう。

・趣味やボランティアなど、積極的に社会参加しましょう。

どれも当たり前のように思われるかもしれませんが、この3つを全て実践し、なおかつ継続するのは、意外と難しいと思います。

なので、まずは意識するところから始めましょう。

あなたのフレイル度は?

自身がフレイルか否か、そのフレイルの度合いを測るチェック表があります。

それは、

・健康状態

・心の状態

・食習慣

・口腔機能

・体重変化

・運動・転倒

・認知機能

・喫煙

・社会参加

・ソーシャルサポート

という項目に分けられ、全部で15問の設問に「はい・いいえ」などで答えます。

以下にチェック表が掲載されている資料のリンクを用意したので、ぜひ一度、ご自身またはご家族の今の状態を確認してみてください。

そして、今日からできるフレイル予防に取り組みましょう。

フレイル予防が介護予防に繋がります

外部リンク:厚生労働省「高齢者のフレイル予防事業」(厚生労働省HPより)

まとめ

この記事では、「フレイルとは?この言葉の意味を知って介護予防に取り組もう!」というテーマで、簡単に解説しました。

フレイルとは、元気で健康な状態と、介護保険を使うような要介護状態の間の状態のことを指します。

フレイルには、大きく3つの種類があります。

・身体的フレイル

・精神・心理的フレイル

・社会的フレイル

以下の3つを意識することでフレイルを予防できます。

・しっかり栄養をとりましょう。

身体活動を習慣化しましょう。

・積極的に社会参加しましょう。

ご自身またはご家族のフレイルの度合いを測り、今日からできるフレイル予防に取り組みましょう。

私の両親は70歳前後で健在ですが、さっそくこのチェック表をやってもらい、フレイル予防に取り組んでもらうよう促します。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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