介護と医療の違いは?「処置」と「介助」から考える自立支援の視点

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X-ポストを深掘り

こんにちは、あべです。

私は15年以上の介護業界の経験をもとに、毎日の実践や気づきをシェアしています。

2023年9月6日は、X(旧Twitter)で次のポストをしました。

※うまく表示されない場合があります。その場合は、以下の「ポスト全文」でご確認ください。

このポストでは、「医療と介護の違い」を比較しながら、私たちがどのように生活を見直すかについて考えました。

処置」と「介助」。どちらも大切ですが、その目的は異なります。今回は、この視点を深掘りしてみます。

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ポスト全文

どちらも大事ですが。私の妻は看護師です。なのでよく比較します。

①医療施設は処置

↑事が起きてから“対処“

②介護施設は介助

↑悪化しないために“予防“

介護保険では、本人の「自立支援」が“目的“として位置付けられてます。なので私は仕事柄②の考え方で生活してます。皆さんはどちらですか?

(以下リプ欄)

【補足】そもそも①と②は“目的“が違うので、どちらが良いとか悪いとかはありません。ですが、ご自身やご家族の「日常生活」を見直す機会として、時には何かと比較したり客観的に捉えたりすることも必要です。あくまで個人的な見解ですが、このポストが皆さんのお役に立てれば幸いです。

セルフ解説

なぜこのポストを書いたのか

私の妻は看護師として医療の現場に立ち続けています。私は介護施設で働き続けています。

日常生活の中で、医療と介護を自然と比較する機会があり、「同じ“支援”でも目的が違う」という点を改めて感じました。

看護師である妻と話していると、医療の現場は「命を守るための処置」が中心であることが伝わってきます。

一方で介護の現場では、「できることを維持し、生活を支える介助」が目的となります。

この違いをシンプルに整理したら、きっと読者の方にも“生活を見直すヒント”になるのでは?と思い、ポストにまとめました。

医療と介護の違いをどう捉えるか

医療は「処置」=起きた事への対処

医療現場の役割は、主に病気やケガといった“事が起きてから”の対応です。

例えば、骨折をしたら手術やギプス固定、病気であれば投薬や点滴などが必要です。

このように「処置」とは、命や機能を守るために迅速に行う対応です。

介護は「介助」=悪化を防ぐ予防

介護現場では、転倒や寝たきりを防ぎ、できる限り本人が自分の力で生活できるように支援します。

例えば、食事の際に自分でスプーンを持つことをサポートする。入浴時に少しでも自分で体を洗えるように工夫する。これらは「自立支援」の考えに基づく介助です。

「自立支援」が介護保険の目的

介護保険制度では、単にお世話をするだけではなく「自立支援」が大きな目的とされています。

そのため介護サービスは、日常生活の中に“できることを増やす”ための要素が組み込まれています。

実生活や介護現場との関連性

家族介護に役立つ視点

医療と介護の違いを知っていると、ご家族の支援においても「今必要なのは処置か?予防か?」と整理できるようになります。

例えば、転倒して骨折したら“処置”が優先。

一方、まだ元気に歩けているなら“転ばないための予防”に目を向ける。

現場での気づき

介護の現場では、「できないから全部やる」のではなく「できる部分を活かす」ことを大切にしています。

例えば“靴の履き替えひとつ”でも、本人ができる動作を奪わずに支援することで、自尊心や生活意欲を維持できます。

予防の視点は自分自身にも

この考え方は、利用者さんだけでなく、私自身の生活にも活かせます。

健康診断で悪化してから慌てるのではなく、普段の生活習慣で予防を意識する。

これが“介護職らしい生活習慣”なのかもしれません。

行動のヒント

この記事が、あなたの行動を変えるきっかけになれば嬉しいです。今すぐ試せることを考えてみました。

・生活習慣を「予防の視点」で振り返る

→病気になってから考えるのではなく、日常の中に小さな工夫を取り入れることが大切です。

・できることを奪わない介助を意識する

→家族のサポートでも、「全部やってあげる」のではなく「できる部分を見守る」ことが自立支援につながります。

・自分の生活にも「介護的な予防思考」を取り入れる

→運動・食事・睡眠の質を少しずつ整えるだけでも、将来の健康寿命に影響します。


どの方法を選ぶか、どのように活かすかはあなた次第です。無理なくできることから今すぐ試してみてください。

おわりに

この記事では、私自身が過去にX(旧Twitter)でポストした内容を改めて深掘りしました。

当時は伝えきれなかった「価値観」や「ものの見方」を通じて、少しでも新たな気づきやヒントになれば嬉しいです。

この記事のまとめ

  • 医療は「処置」、介護は「介助」と目的が異なる
  • 介護保険の基本は「自立支援」=できることを活かす支援
  • 予防の視点は、現場だけでなく私たちの日常生活にも役立つ

現在は『毎日1ポスト』を目標に、毎朝6時頃にポストしています。

最新の気づきや学びをリアルタイムで発信中です。ぜひお気軽に遊びに来てください!(@slw_abe

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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