こんにちは、あべです。
私は15年以上の介護業界の経験をもとに、毎日の実践や気づきをシェアしています。
2023年9月7日は、X(旧Twitter)で次のポストをしました。
※うまく表示されない場合があります。その場合は、以下の「ポスト全文」でご確認ください。
このポストでは、「介護職が日々向き合う出会いと別れ」について考えました。
介護施設に勤めていると、多くの利用者様とご家族に出会います。ですが同時に、必ず訪れる「別れ」にも向き合わなければなりません。
ポスト全文
【出会いがあれば別れがある】
介護施設に勤めていると、新しく利用される方との出会いがあります。逆に、何かしらの理由で施設の利用を終了される方がいます。その理由の多くは、
①体調の悪化
②ご家族の事情
③ご本人が亡くなる
ご高齢の方が対象なので致し方ないことではありますが、昨日また…
(以下リプ欄)
1人③の悲報がありました。まだ70代で私の両親と同世代でした。最近は“別れ“の方が続いているので、さすがに気持ちの整理が必要です。とはいえ、今後もこの業界にいるかぎり避けては通れないことなので、覚悟を持って業務に携わります。だからこそ新しい出会いと日常の出会いには心を込めて感謝です。
セルフ解説
なぜこのポストを書いたのか
このポストを書いた背景には、「利用者様とのお別れが続いた経験」がありました。
特に印象に残っているのは、まだ70代の方がお亡くなりになった時です。私の両親と同世代であり、突然の訃報は仕事以上に個人的な感情にも強く影響しました。
介護の現場にいると「いつかはその日が来る」と理解していても、実際に直面すると心の整理は簡単ではありません。
それでも、介護職として避けて通れない現実であり、覚悟を持って関わる必要があります。
その時に感じた「別れの重み」や「出会いのありがたさ」を、自分の中で言葉に残したいと思い、このポストをしました。
出会いと別れが介護職にもたらす学び
出会いの価値
介護の現場での「出会い」は、人生の先輩方から学びをいただける大切な時間です。利用者様それぞれの人生には、経験や物語があります。そこから私たちは知恵をもらい、自分の生き方を見直すきっかけを得ます。
別れの意味
一方で、「別れ」は辛さと共に「命の有限さ」を強く意識させられます。介護職にとって避けられない現実ですが、同時に「一日一日の関わりに意味を持たせる」ための大きな原動力にもなります。
感情との向き合い方
別れが続くと、気持ちが沈み込んでしまうこともあります。しかし、心を無理に閉ざすのではなく「悲しみを感じる自分を認める」ことが大切です。そうすることで、次の出会いに対しても感謝を持って関われます。
実生活や介護現場との関連性
介護現場で必要な「覚悟」
介護職は「命の最期」に立ち会う可能性が高い仕事です。だからこそ、出会いと別れを繰り返す覚悟が必要です。これは冷たい姿勢ではなく、「一人ひとりと真剣に向き合う」という温かい覚悟です。
家族にも共通する学び
この考え方は家庭にも活かせます。親や祖父母と過ごす時間も有限です。介護現場を通じて「後悔しない関わり」を意識することで、家族との日常にも感謝の気持ちを持ちやすくなります。
仕事以外の人間関係にも応用できる
また、「出会いを大切にし、別れを受け入れる姿勢」は、職場や友人関係にも役立ちます。別れがあるからこそ、今の時間に意味を持たせられるのです。
行動のヒント
この記事が、あなたの行動を変えるきっかけになれば嬉しいです。今すぐ試せることを考えてみました。
・身近な人との時間を「当たり前」だと思わない
→命は有限だからこそ、感謝を言葉にして伝えることが大切です。
・別れを恐れるのではなく、「出会いの価値」に焦点を当てる
→そうすることで、悲しみだけではなく、感謝の気持ちを持てるようになります。
・介護職として「覚悟」を持ちつつ、自分の感情を押し殺さない
→悲しいときには涙を流す。それもまた大切なプロセスです。
どの方法を選ぶか、どのように活かすかはあなた次第です。無理なくできることから今すぐ試してみてください。
おわりに
この記事では、私自身が過去にX(旧Twitter)でポストした内容を改めて深掘りしました。
当時は伝えきれなかった「価値観」や「ものの見方」を通じて、少しでも新たな気づきやヒントになれば嬉しいです。
この記事のまとめ
- 介護職にとって「出会い」と「別れ」は日常の一部である
- 別れは辛いが、出会いの価値を再確認させてくれる
- 覚悟を持ちながら、感謝とともに日々を大切に過ごすことが大切
現在は『毎日1ポスト』を目標に、毎朝6時頃にポストしています。
最新の気づきや学びをリアルタイムで発信中です。ぜひお気軽に遊びに来てください!(@slw_abe)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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