あなたは今、
「BCPを作ってください」と言われて困っていませんか?
- そもそもBCPって何?
- 書類はあるけど、正直使える気がしない
- 監査で指摘されないか不安…
そんな声を、私は現場で何度も聞いてきました。
介護業界17年目。
管理職・育成担当として、実際にBCP作成・運用・見直しに関わってきた立場からお伝えします。
この記事では、
「BCPとは何か」「現場でどう活かすか」ということを、分かりやすく簡単に解説します。
結論:BCPは「書類」ではなく「動き方の地図」です
BCP(業務継続計画)は、
災害や感染症が起きたときに 支援を止めないための行動計画です。
よくある誤解は、
- 監査対策の書類
- とりあえず作ればOK
でも本来は
「その日、誰が、何をするか」を決めておくものです。
BCPが介護施設で義務化された理由
介護施設は、
- 利用者の命を預かっている
- 災害時こそ支援が必要
という特性があります。
過去の災害では、
- 職員が集まらない
- 連絡が取れない
- 何を優先すべきか分からない
といった混乱が多く起きました。
それを防ぐため、BCPの策定が義務化されました。
介護施設BCPに必ず入れるべき3つの要素
① 人(職員)の確保と役割分担
- 出勤可能者の把握
- 管理者不在時の代行者
- 最低限必要な人員
管理者不在時の「判断基準」は、事前に取り決めておくと安心です。
② 物(備蓄・設備)の確認
- 食料・水・医療物品
- 発電機・非常電源
- トイレ・衛生用品
「どこにあるか」まで決めておくことが重要です。
③ 情報(連絡手段)の確保
- 職員連絡網
- 家族への連絡方法
- 事業所・行政との連携
1つに頼らず、複数手段を用意します。
「形だけBCP」になってしまう原因
多くの施設で見られる失敗例:
- テンプレをそのまま使っている
- 現場職員が内容を知らない
- 年1回の見直しをしていない
これでは
いざという時に誰も動けません。
現場で本当に使えるBCPにするためのポイント
- 職員全員に「自分の役割」を伝える
- 研修・訓練で一度動いてみる
- 現場の声を反映して修正する
ここでは、完璧を目指さないことです。
「今の施設でできる現実的なBCP」が最優先です。
よくある質問(Q&A)
Q. 小規模事業所でもBCPは必要ですか?
A. 必要です。規模に合わせて簡素でも構いません。
Q. BCPは誰が作るべきですか?
A. 管理者中心ですが、現場職員の意見が不可欠です。
まとめ:BCPは「守るための準備」
- BCPは義務だから作るものではない
- 利用者と職員を守るための計画
- 現場に合った形が正解
介護現場は、
何も起きていない平常時こそ、さまざまな準備ができます。
BCPについてさらに詳しく知りたい方は、次の記事でもっと細かく解説しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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