こんにちは、あべです。
私は15年以上の介護業界の経験をもとに、毎日の実践や気づきをシェアしています。
2023年7月5日は、X(旧Twitter)で次のポストをしました。
※うまく表示されない場合があります。その場合は、以下の「ポスト全文」でご確認ください。
このポストでは、「感染対策としてのマスク着用が当たり前の介護現場で、どうやって“表情”や“気持ち”を伝えるか」というテーマについて考えました。
「笑顔の力」や「無意識の表情が与える影響」など、日々の介護現場で気づいたことをお伝えします。
ポスト全文
おはようございます☀
私は介護施設に勤めているので5/8以降もマスクを着用しています。最近は仕事上“考える”ことが多くなったので、ふと気づくと“無表情“になっています。ただでさえ薄い顔なので印象は良くありません🤣本日は外回りもあるので、いつも以上に“笑顔“で過ごします!
今日も良い1日を😊
セルフ解説
なぜこのポストを書いたのか
このポストを書いたのは、ちょうど新型コロナウイルスに関する規制が全国的に緩和された時期でした。2023年5月8日以降、マスクの着用は“個人の判断”となりましたが、介護施設では引き続きマスク着用が推奨され、実質的に必須のままでした。
私は毎日、デイサービスの現場でご利用者様と接しています。もちろん感染対策は最優先ですが、その一方で「マスク越しにどうやって自分の気持ちを伝えるか」という課題に直面するようになりました。
この時期は特に「無表情」でいる時間が多かったことに自分自身で気づき、反省も込めてポストをしました。
深掘り:このポストで伝えたかったこと
◎無表情は“悪意”ではなく“無意識”
人は考え事をしているとき、つい顔の筋肉が緩み、無表情になります。それは自然なことですが、対人支援の仕事では、それが「冷たい印象」や「話しかけにくさ」につながる場合もあります。
実際、私も自分では意識していなかったのに、職場のスタッフやご利用者様に「今日ちょっと元気なさそうですね」なんて言われたことが何度もあります。
これはまさに、「意識していない“無表情”が周囲に与える印象の大きさ」を象徴していると感じました。
◎マスク越しでも伝わる“笑顔”とは?
よく「笑顔は目元に出る」と言いますが、本当にその通りです。口元が見えなくても、目の輝き、声のトーン、姿勢の柔らかさなどが“笑顔の印象”を作ります。
この日は「外回り」もあったため、ご利用者様のご家族や地域の関係機関とのやり取りも想定されていました。だからこそ、自分の内側にある「表情の意識」を再確認しようと思いました。
実生活や介護現場との関連性
◎“心の在り方”が表情に出る
介護の仕事では、「相手に寄り添う姿勢」が何より大切です。そしてそれは言葉だけでなく、表情や所作にも表れます。
特にマスクが常態化した今、無意識の表情ほど“心の状態”を映す鏡だと感じます。だからこそ、「笑顔を作る」こと以上に、「心を整える」ことが重要になってきます。
◎自分の“状態”に気づく力が大切
私は自己覚知という言葉を大切にしています。自分が今、どういう状態なのかを自覚することで、初めて他人に優しくできるし、冷静に対応できます。
このポストの裏テーマはまさに「自分の状態に気づくこと」。忙しい毎日の中でも、自分の表情や感情に気づくことは、介護職としての成長にもつながります。
行動のヒント
この記事が、あなたの行動を変えるきっかけになれば嬉しいです。今すぐ試せることを考えてみました。
・表情チェックを習慣にする
→洗面所や車の中など、鏡を見るたびに「自分は今どんな顔をしているか?」を確認してみましょう。無表情でいることに気づく練習になります。
・心を整える“呼吸”を取り入れる
→深呼吸は、表情筋だけでなく心の緊張も和らげてくれます。忙しいときほど一呼吸です。
・マスク越しの“目の笑顔”を意識する
→目尻を少し下げる意識を持つだけで、相手への印象は大きく変わります。鏡で練習してみるのもおすすめです。
どの方法を選ぶか、どのように活かすかはあなた次第です。無理なくできることから今すぐ試してみてください。
おわりに
この記事では、私自身が過去にX(旧Twitter)でポストした内容を改めて深掘りしました。
当時は伝えきれなかった「価値観」や「ものの見方」を通じて、少しでも新たな気づきやヒントになれば嬉しいです。
この記事のまとめ
- 介護現場では常時マスクだからこそ、“表情”や“気持ちの伝え方”が重要
- 無表情は“無意識”に起きるが、相手への印象に大きく関わる
- 心の在り方が表情に現れるので、自分の状態を知ることが大切
- 小さな意識の変化で、周囲との関係が大きく変わる
現在は『毎日1ポスト』を目標に、毎朝6時頃にポストしています。
最新の気づきや学びをリアルタイムで発信中です。ぜひお気軽に遊びに来てください!(@slw_abe)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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