こんにちは、あべです。
私は15年以上の介護業界の経験をもとに、毎日の実践や気づきをシェアしています。
2023年9月18日は、X(旧Twitter)で次のポストをしました。
このポストでは、「敬老の日」という祝日が持つ意味について考えました。
老いを敬うとはどういうことか?そして、現代社会において私たちが大切にすべき心構えは何か?を深掘りしていきたいと思います。
ポスト全文
老いを敬う。この時期は全国の町内会や介護施設などで敬老会を開催するところも多いでしょう。本日は「敬老の日」について考えます。敬(うやま)うとは尊(とうと)ぶこと。尊ぶとは大切にすること。誰もがいつか必ず老いる。だからこそこの祝日は、社会で“感謝“する特別な日なのではないでしょうか。
セルフ解説
なぜこのポストを書いたのか
このポストを書いたのは、介護の現場に立つ中で「敬老の日」という祝日の意味を改めて考える機会があったからです。
介護施設では毎年「敬老会」が開かれます。利用者様に感謝を伝える日ですが、単なるイベントに終わらせてはいけないと思いました。
「敬う」とは、言葉にすると簡単ですが、実際の生活や仕事の中では忘れられがちです。介護職員にとっては日常業務の一部に見えてしまうこともあります。
ですが、本来の意味は「人生の先輩方への感謝」そのものであり、そんな思いを多くの方と共有したかったので、このポストを作成しました。
敬老の日の本当の意味
「敬う」とは「尊ぶ」こと
ポストでも書いたように、「敬う」とは「尊ぶ」こと。尊ぶとは「大切にする」ことです。
つまり、敬老の日は「お年寄りを大切にしましょう」という単なる呼びかけではなく、「人としての価値を認め、人生を歩んできたことに感謝する日」といえます。
誰もが必ず老いる
若いときは「老い」は遠い未来のことのように思えます。ですが、誰もが必ず老います。
だからこそ、老いを否定せず、むしろ「尊いもの」として受け止める社会が必要です。
感謝を「形」にする日
敬老の日があることで、普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを「形」にするきっかけになります。
町内会での敬老会、家族での食事会、施設でのイベントなど。それぞれの場で「ありがとう」を届けることが、この祝日の本質だと思います。
実生活や介護現場との関連性
介護現場での「敬老」の実践
私はこれまでデイサービスやショートステイなどで、多くのご利用者様と接してきました。
その中で学んだのは、ただ介助をするだけでは「敬い」にはならないということです。
- 食事を手伝うときに「○○さん、こちらでよろしいですか?」と一言添える
- 歩行を支えるときに「大丈夫ですよ、一緒に行きましょう」と声をかける
- レクリエーションで「昔のお話をぜひ教えてください」とお願いする
これらは小さな工夫ですが、さり気なく行うことで、ご利用者様にとっては「自分を大切にしてくれている」という安心感につながります。
家庭における「敬老」の姿勢
介護現場だけでなく、家庭でも同じです。
祖父母や両親に「ありがとう」と言葉で伝えること。普段はなかなかできなくても、敬老の日をきっかけに電話一本するだけで十分です。
「長生きしてくれてありがとう」と伝えることは、お年寄りにとって最高の贈り物になります。
今日から新たな一歩を
この記事をここまで読んでくださったあなたは、きっと何かしら共感や気づきを得てくださったと思います。大切なのは、その気づきを「行動」に変えていくことです。行動が変われば、日常の景色も少しずつ変わっていきます。
ここでは、今すぐ実践できるヒントをご紹介します。
例えば、
・「ありがとう」を伝える最初の一歩
→今日は家族の誰かに、普段言えない感謝を伝えてみましょう。それが関係を温かくします。
・自分を変えるための小さな習慣
→毎月一度でも、祖父母や両親に会いに行く習慣を作るだけで、安心感が広がります。
・視点や考え方を切り替える工夫
→「老いることは弱さではなく、人生の証」と捉え直すと、目の前の高齢者への接し方も自然に変わります。
どの方法を選ぶか、どのように活かすかはあなた次第です。無理のない範囲で「今の自分にできること」から取り入れてみてください。その行動が、より豊かな日常生活へ向かう、改善に必要な大切な“第一歩”になります。
おわりに
この記事では、私自身が過去にX(旧Twitter)でポストした内容を改めて深掘りしました。
当時は伝えきれなかった「価値観」や「ものの見方」を通じて、少しでも新たな気づきやヒントになれば嬉しいです。
この記事のまとめ
- 敬老の日は「老いを大切にする日」
- 「敬う」とは「感謝を形にすること」
- 介護現場でも家庭でも「小さな声かけ」が敬老につながる
- 行動に変えることが、豊かな日常への第一歩になる
現在は『毎日1ポスト』を目標に、毎朝6時頃にポストしています。
最新の気づきや学びをリアルタイムで発信中です。ぜひお気軽に遊びに来てください!(@slw_abe)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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