【独自の介護論】ひとりの介護職経験者が語る介護の世界と奥深さ

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X-ポストの保管庫

こんにちは、あべです。

2023年2月23日の私は、X(旧Twitter)に次のポストをしてました。

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ポストの全文

介護の世界は、

ケアを受ける人もケアをする人も「ひとりの人間」なので、

一つの正解がなく、

本当に奥が深いです。

そこに魅力があるわけですが、

キレイ事だけでは済まず、

時には残酷さも兼ねています。

これは介護職の立場で言えば、

その実体験の分だけ、

その事例に寛容になれると思います。

セルフ解説

この内容は、140文字ではとても収まらない私自身の思いを、あえて1ポストに凝縮しています。

このポストでお伝えしたかったのは大きく3つあります。

1.ケアを受ける人もケアをする人も「ひとりの人間」である。

2.キレイ事だけではなく、残酷さも兼ねている

3.経験の分だけ受け止められるようになる。

1つずつ解説します。

ケアを受ける人もケアをする人も「ひとりの人間」である

これは、介護が必要になった方は、ご自身の力でできないことが増えただけであり、まだまだ残存機能はあります。

なので、その機能は少しでも長く維持されることが望ましいですし、最期の最期まで、ひとりの人間としての尊厳という権利は、絶対に守られなければならないということです。

逆に、支援に当たる人(家族や介護職など)もひとりの人間ですので、当然ながら喜怒哀楽があり、その時々のさまざまな思いや情緒が、少なからずケアに直接影響します。

なので、「家族なんだから」とか、「介護職として当然」といった第三者のイメージは、必ずしも当てはまらない場合があります。

この領域においては、介護における問題点はケースバイケースであり、真剣に向き合って導かれた接し方や支援策は、どれも正確であると私は考えます。

キレイ事だけではなく、残酷さも兼ねている

よく介護は「こうあるべき」とか「こういうもんだ」といったような、理想やイメージが先行してしまいがちです。

ですが、実際には、介護が必要な方にとっても普通の日常があって、毎日ご自身なりに生活を営んでいます。

そうすると当然ながら、体調が良い日もあれば、悪い日もあります。

気分が良い日も悪い日もあります。

また、高齢になると、年齢とともに自然な身体の衰えは避けられないですし、大病がなくても、緩やかな曲線をたどりながら、できないことが増えていきます。

この領域においては、まずはご自身がそのことを受け入れることができるのか、また、一番身近な家族が、そのことをどれだけ受け入れられるかにかかっています。

また、介護職の立場としては、はじめてお会いする利用者の方は、最初から介護が必要だったわけではなく、その方が辿ってきた人生があるので、その背景も含めて、どれだけ寄り添えるかが重要です。

経験の分だけ受け止められるようになる

介護職として現場に従事すると、さまざまな問題や場面に直面します。

例えば、

・利用者の方が目の前で転倒する。

・突然気を失う。

・食べ物をノドに詰まらせる。

・食べ物じゃない物を口にする。

・トイレではないところで排泄する。

・素手で排泄物を握っている。

・突然大声で怒鳴る。

・同じお話を何度も繰り返す。

・数秒前のことを全く覚えていない。

etc…

挙げればキリがないですが、この例えは全て、私自身が介護職として従事している間に、実際に経験したことです。

この例えは、介護に携わっている人の数だけ、たくさんのエピソードがあります。

私が介護職として従事した最初の頃は、衝撃の連続でした。

ですが、経験年数や事例が増える毎に、その一つ一つの問題や場面は、冷静に受け止められるようになり、やがて落ち着いて対応できるようになります。

この3つを通じて

今回は、私自身が1年前にポストした内容をセルフ解説しましたが、改めてこのテーマはとても奥が深いので、このブログ記事だけでは解説しきれませんでした。

なので、また何かしらの形で取り上げたいと思います。

私は、この介護業界に携わってから10年以上になります。その中で経験したことは、一生の財産です。なので、今後も惜しみなくさらけ出していきます。

ただ、伝え方には工夫が必要です。

今後も、X(旧Twitter)やブログ記事を通じて、少しでもわかりやすい内容となるよう努めていきます。

おわりに

このシリーズ投稿は、リアルな生活に負担のない範囲で不定期に更新します。

現在は、X(旧Twitter)で、『毎日1ポスト』を目標に、毎朝6時頃にポストしてます。

良かったら、最新のポストに遊びに来てください。(@slw_abe

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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