こんにちは、あべです。
私は15年以上の介護業界の経験をもとに、毎日の実践や気づきをシェアしています。
2023年7月6日は、X（旧Twitter）で次のポストをしました。
※うまく表示されない場合があります。その場合は、以下の「ポスト全文」でご確認ください。
このポストでは、「伝えることの難しさと、チームにおける伝え方の大切さ」について考えました。
介護現場に限らず、あらゆる仕事や家庭、友人関係にも通じるテーマです。言葉ひとつで相手の行動や気持ちは変わります。「伝える」ことは、「ただ話すこと」ではありません。「伝わるように届ける」こと。この違いを意識することで、人間関係はぐっと良くなると私は考えています。
ポスト全文
おはようございます☀
昨日はたくさんの質問に答える機会がありました。そこで改めて思いました。「伝えるのって難しい…」特にチームワークであれば、自分だけが理解していても無意味です。みんなが理解してはじめて成り立ちます。そういう意味でも“伝え方“はとても重要ですね。
今日も良い1日を😊
セルフ解説
なぜこのポストを書いたのか
この日は、職場で新しいプロジェクトが動き出したタイミングでした。
スタッフからたくさんの質問を受け、1日を通してずっと答え続けていました。自分では「伝えたつもり」でも、伝わっていないことが多く、正直焦りや悩みもありました。
その中で気づいたのが、「伝えるって、本当に難しい…」ということ。
特にチームで動いていく以上、一人だけが内容を理解していても意味がありません。全員が理解し、納得し、同じ方向を向いてはじめて、チームとして機能します。
この気づきが、ポストの原点です。
深掘り：このポストで伝えたかったこと
キーワードは、「伝え方の重要性」です。
- 伝える＝話すこと、ではない
- 伝える＝伝わるように届けること
この2つの違いを意識して仕事をしている人は、どの職場にも意外と少ない印象があります。
とくにリーダーや管理職になると、「言ったからOK」と思いがちですが、それでは部下や後輩は動けません。
「伝わっていない」というのは、受け手の問題ではなく、「伝え方が届いていない」＝発信者の責任でもあります。
これは、家庭でも子育てでも同じです。
「ちゃんと言ったでしょ！」「何回言ったら分かるの！」ではなく、「どう伝えたら届くか？」という視点に立つことが大切です。
私はこの日、自分の伝え方を見直すきっかけを得たように感じました。
実生活や介護現場との関連性
介護現場は、まさに「チーム」で成り立っています。
たとえば、ある利用者さんへの対応について、一人の職員だけが方針を理解していても意味がありません。その方針が、全職員に共有され、実際のケアに反映されて、はじめて「統一した対応」ができるようになります。
特に私が現在働いている「半日型デイ」では、時間が短い分、職員間のスピード感を持った連携がとても重要です。
利用者さん一人ひとりの状態を正確に伝える、申し送りをミスなく行う、ケア内容を共通認識にする・・・これらは、すべて「伝え方」によって成果が大きく変わります。
逆に言えば、「伝わっていない」状態では、どれだけ経験があっても力を発揮できません。
それほど、“伝える力”は現場力そのものだと思います。
行動のヒント
この記事が、あなたの行動を変えるきっかけになれば嬉しいです。今すぐ試せることを考えてみました。
・伝える前に「相手の立場」で考えてみる
→相手がどこで引っかかるか、どんな言葉なら届きやすいかを意識すると、伝わり方が大きく変わります。
・説明は「1つの内容＝1メッセージ」で簡潔に
→あれもこれも一度に伝えると、かえって何も伝わらなくなります。
・確認の質問をする（「ここまでで何か不明な点は？」）
→一方通行で終わらせず、双方向のやりとりで理解を深めることができます。
どの方法を選ぶか、どのように活かすかはあなた次第です。無理なくできることから今すぐ試してみてください。
おわりに
この記事では、私自身が過去にX（旧Twitter）でポストした内容を改めて深掘りしました。
当時は伝えきれなかった「価値観」や「ものの見方」を通じて、少しでも新たな気づきやヒントになれば嬉しいです。
この記事のまとめ
- 伝えることは「話すこと」ではなく「伝わるように届けること」
- チームでは、一人の理解だけでは意味がない。全員の共通認識が必要
- 「伝え方」次第で、現場の雰囲気も成果も大きく変わる
- 大切なのは、相手の立場に立って言葉を選ぶこと
現在は『毎日1ポスト』を目標に、毎朝6時頃にポストしています。
最新の気づきや学びをリアルタイムで発信中です。ぜひお気軽に遊びに来てください！（@slw_abe）
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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